陽翠水の取り組み

いしかわ魅力ある福祉職場 認定事業者

かがやき健康企業宣言 優良企業

セキュリティアクション

 

いしかわ魅力ある福祉職場認定制度

総括(法人の概要)社会福祉法人陽翠水

当法人は、1995年に介護老人保健施設陽翠の里を開設した。その後、2015年に小規模多機能型居宅介護コミニケア緑が丘、2018年に共生型福祉施設G-Hillsを開設した。現在は12事業を運営している。

介護老人保健施設陽翠の里

①介護老人保健施設 陽翠の里 入所・短期入所療養介護(定員54床)
②介護老人保健施設 陽翠の里 通所リハビリテーション(定員20名)

コミニケア緑が丘

③小規模多機能型居宅介護 コミニケア緑が丘(登録定員29名)

共生型福祉施設G-Hills

④企業主導型保育(0~2歳) キッズベースみどりがおか(定員30名)
⑤病児保育(0歳~小学6年生)キッズベースみどりがおか(定員10名)
⑥児童発達支援(未就学児)放課後等デイ(就学児~18歳)
ネクストステップ(定員20名)
⑦学童クラブ(小学生)ひすいすい放課後児童クラブ(定員55名)
⑧通所介護(高齢者)デイサービス零(定員20名)
⑨訪問介護、居宅介護、重度訪問介護 ビジットケアひすい
⑩地域包括支援センター 能美市辰口あんしん相談センター
⑪配食サービス ひるずきっちん緑が丘
⑫地域カフェ ちゃうすカフェ

職員数は122名である。(令和元年10月末時点)

1-(1)新規採用者育成計画の策定

「新入職員指導マニュアル」のとおり、育成期間等が明文化されている。
計画は、カリキュラム等の配布や陽翠水運営会議で報告し、所属部署でも情報を共有している。
次年度に向けた評価・検証については、管理者と教育委員会で協議し実施することとしている。

1-(2)新規採用者研修の実施

研修内容は、「新規採用者研修」により明文化されている。
1日目は全職種共通研修で、事務長・人事担当者・セキュリティ担当者・感染対策教育担当者・利用者安全教育担当者から、法人理念、事業説明、倫理、法令遵守等の講義を行っている。2日目は職種別に各専門職として学んでおく内容で講義を行っている。それ以降は各配属部署にて学んでおく講義とOJTを行っている。採用時にはグループ内事業所を回り、事業所の紹介をしている。
次年度に向けた評価・検証については、教育委員会で協議し、実施する事としている。

1-(3)新規採用者の教育担当者に対する研修の実施

教育担当者は、各部署の主任・副主任が担当する体制としている。
教育担当者は、県社協主催の中堅職員研修等の研修を受講している。介護職員の教育担当者はキャリア段位、アセッサーの研修を受講している。

2-(1)キャリアパス制度の導入

「職能等級格付基準」の通り、6つの階層(一般職~統括管理者)に分けたキャリアパスを策定している。職務内容や機体される責務と行動が明示されている。さらに「職能等級評価基準書」と連動しており、細分化された内容が明示されている。
キャリアパスは、法人グループワーク内に掲載しており、職場全体で共有している。

2-(2)人材育成計画の策定と計画に沿った研修の実施

「教育計画」のとおり、キャリアパスの階層に応じた責務(能力)、研修内容、自己研鑽等を明示している。
計画は、職員が階層ごとに求められる能力がわかるようにすることで、学習や業務の習熟、資格取得などに積極的に取り組めるようにしている。学習内容を充実させるため、自己研鑽内容については現在検討中である。
計画は、法人グループワーク内に掲載し、職場全体で共有している。
研修は、研修報告書を管理する事により、いつ誰がどの様な研修を受講したかの受講管理を行っている。
次年度に向けた評価・検証については、教育委員会で協議し、陽翠水運営会議で報告し実施する事としている。

2-(3)資格取得に対する支援

資格取得に係る勤務調整、学習場所の提供、昇給、資格手当の支給等を実施している。

2-(4)人材育成を目的とした面談・評価の実施

「面談評価シート」を作成し、年2回、上司または考課者による面談を実施している。
面談結果については、当該等式によって管理監督者に報告されている。

2-(5)給与体系又は給料表の導入

「給与規程」の内容については、法人グループワーク内に掲載し、職場全体で共有している。
直近では、令和元年8月に、規程に基づいた昇給を行っている。

3-(1)休暇取得促進・労働時間縮減の取り組みの実施

有給休暇取得、終業後には早めの退社を呼び掛けている。部署ごとの有給休暇取得率、時間外労働時間の管理をしている。
安全衛生管理委員会で協議し、陽翠水運営会議で報告している。議事録の配信、法人グループワーク内にも掲載し、職場全体で共有している。

3-(2)育児・介護を両立できる取り組みの実施

育児休業規定を策定し、法人グループワーク内に掲載している。育児休業明けには、日勤業務事業所への配置転換、夜勤の免除、不規則勤務の配慮を行っている。仕事と育児を両立して働けるように、企業主導型保育事業を行っている。
管理者との十分な面談を行い、チーム内へ周知、陽翠水運営会議でも報告し情報を共有している。
次年度に向けた評価・検証については、管理者と人事担当との十分な面談で今後の予定を決定している。

3-(3)健康管理の取り組みの実施

インフルエンザ予防接種費用全額負担、がん検診費用全額負担、腰痛予防やメンタルヘスルに関する研修、スポーツクラブの法人契約等を実施している。
入社時オリエンテーションで連絡、安全衛生管理委員会で協議し、議事録の配信で職場全体に共有している。
次年度に向けた評価・検証については、安全衛生管理委員会で協議し、実施する事としている。

4-(1)地域や学校との交流

地域における公益的な取り組みとして、地域ボランティア団体と協働し、働く職場の提供と地域ボランティア活動の為の車両貸与をしている。子ども食の開催、地域カフェを活用したサロンの展開、地域包括支援センターを巻き込んだ地域支援活動を実施している。
ボランティア、職場体験、実習生の受入体制を整えており、中学生や高校生、大学生等を受け入れている。
平成30年度には、ボランティア6団体、約50名、職場体験に役40名、実習生は8名を受け入れている。医学生の受け入れも行っている。

4-(2)関係法令の遵守

関係法令遵守誓約書のとおり。

 

安全衛生方針について

安全衛生基本方針

職員の安全確保と健康保持増進を図ることを目指す

年間目標 安全衛生上の危険有害要員を把握し職場のリスクを低減する
労働災害「0」を推進する
重点実施項目 ①安全衛生管理体制の確立
②職場の安全衛生と作業環境の確立
③健康管理

 

次世代育成支援対策推進法、女性活躍推進法について

社会福祉法人陽翠水 行動計画

 

次世代育成支援対策推進法に伴う取り組み 男女ともに全職員が活躍でき、仕事と生活の調和を図ることが出来る、働きやすい雇用環境の整備を目指します。
行動計画
女性活躍推進法に伴う取り組み 性別や雇用区分に関係なく安心して働き、やりがいを持って活躍できる職場の環境整備を目指します。
行動計画1)採用した労働者に占める女性労働者の割合
直近の事業年度の女性の採用者数÷直近の事業年度の採用者数
10名/10名 100
2)男女の平均継続勤務年数の差異
男性:5.33 女性:5.39

3)管理職に占める女性労働者の割合
女性の管理職数÷管理職数  25%4)労働者に占める女性労働者の割合(令和5111日現在)
各性別人数÷全従業員数
男性20.3% 女性79.7

5)労働者に占める女性労働者の割合(令和5111日現在)
正規職員数(男性)÷男性職員数
男性 正規職員 78.6% 非常勤職員 21.4%
  正規職員数(女性)÷女性職員数
女性 正規職員 72.7% 非常勤職員 27.3%

 

職場環境等要件

子育てや家族等の介護等と仕事の両立を目指すための休業制度等の充実、事業所内託児施設の整備

事業所内に保育施設を設置し、育児と仕事の両立を支援しています。

事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備

法人内共通の事故レベル分類と報告フローチャートを用いて、事故やヒヤリハット報告を積極的に行っています。報告を基に事故防止・再発防止に努めています。定期的な研修を行い、職員の事故防止に関する資質向上に努めています。

業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減

介護記録ソフトはクラウドの記録システムを採用しています。
記録の入力はタブレットを使用しており、多職種が即時に情報共有できる仕組みを構築しています。

地域包括ケアの一員としてのモチベーション向上に資する、地域の児童・生徒や住民との交流の実施

定期的にこども食堂を開催しています。
地元の農家さんや企業さんから寄付していただいた食材を使って、
食事を作って食べて頂いたり、コロナ禍ではお弁当を配布しました。

 

みんなが集う、みんながつながる施設です